美肌を維持する入浴法とは

美肌を維持するためにはお風呂が大切です。体の芯まで温まることで大量の汗をかき、その汗と一緒に体内の老廃物や毛穴の汚れも排出されて肌はぴかぴかになります。
これまで美肌のための入浴法といえば、ぬるめのお湯にゆっくりつかるのがよい、とされてきました。熱いお湯では体の表面だけが温まり、芯までじっくり温めることができないからです。また、熱すぎるお湯は肌に含まれるセラミドなどの保湿成分を流してしまい、肌の乾燥を防ぐともいわれています。
しかし最近、これとはまったく逆の方法が美肌維持に効果があるとして注目されています。それはHSP入浴法というものです。
HSPとはヒートショックプロテインのこと。ヒートショックプロテインはタンパク質の一種ですが、ストレスなどで傷ついた細胞を修復する働きを持っています。これは元々人の体内にあるものですが、若いときはたくさんあるものの、年齢とともに減少していきます。そのため細胞の修復が満足にできなくなり、老化へとつながっていくのです。
HSP入浴法は、体内のヒートショックプロテインを増やす方法です。これまでの定説とは逆に、40~42℃の熱めのお湯に10~20分つかります。そうすることで体はマイルドなストレスを感じ、それによってヒートショックプロテインが増える、というわけです。体温計を口にくわえ、体温が38℃になるまでじっくりつかり、汗をたっぷりかくと効果的です。
お風呂から出たら、体から熱を逃さないようバスタオルにくるまるか、保温性の高い服を着て10~15分静かにしていましょう。熱を逃さないようにするのは気化熱で肌の水分が奪われるのを防ぐため、10~15分おくのは汗が引くのを待つためです。これを週に2回ほど行うのが美肌維持には効果的です。